近年では、デバイスや3D技術の発達により、ゲームやビジネスシーンなどでも「メタバース」が注目されています。
ところで、話題のメタバースの作り方や構成方法が気になる方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回の記事ではメタバースの概要や構築方法がどうなっているのかをご説明し、実際にプラットフォームを選ぶ時のポイントなどをご紹介していきますので、ご覧ください。
メタバースの作り方・構築方法
メタバースは「Meta(超越)」と「Universe(宇宙)」から成り立っている造語です。
近年では、3D技術などの発達によりメタバースを利用する人も増え、今後もさらにサービスが拡大される見通しとなっています。
メタバースをビジネスとして活用するのにあたっては、自分で1から構成するよりは専用のプラットフォームを利用した方が、スムーズに構築できるでしょう。
メタバース構築におすすめなプラットフォーム5選
メタバースが活用されている場面は以下の通りです。
- オンラインイベントやセミナーの開催
- オンラインゲーム
- バーチャルライブ
これから、メタバースを構成するのにおすすめなプラットフォームをご紹介します。
XR CLOUD
XR CLOUDは、monoAI technology株式会社が提供しています。
特徴としましては
- 大規模な同時接続による仮想空間構築ができます。(約数万から10万人規模の同時接続)
- マルチプラットフォームで、PCやスマホ、VRデバイスへの仮想空間に同時に入れます。
- オープンプラットフォームで、誰でも自由にモデルデータの制作が可能となっており、Unity向けSDKを提供しています。
- 各社のニーズに応じた自由なカスタマイズができ、独自のものや仮想空間デザイン、イベント開催も行えます。
あらゆるデバイスから利用できるため、おすすめなプラットフォームです。
cluster
clusterは、クラスター株式会社が運営している日本のプラットフォームで、PCやスマホ、VRヘッドセットなどのデバイスから利用できるのが特徴です。
また、3Dアバターを選択して、バーチャル空間の中で他の人とコミュニケーションを取ったり、音楽ライブやイベントに参加したりと、多方面で楽しむことが出来ます。
メタバースの作り方としては非常にわかりやすくなっていますし、サポートも充実していますので、安心して始められるでしょう。
xambr
xambrは、株式会社ambrが運営しています。
こちらもメタバースの構築と運営が可能なプラットフォームとなっております。
ユーザー体験ファーストの仮想空間を目指しており、メタバースの作り方では必要な機能が十分にあるので、品質の高いメタバースを作れるでしょう。
さまざまなデバイスに対応していて、操作もしやすいためおすすめのプラットフォームです。
EventHub
EventHubは株式会社EventHubが運営しています。
イベント管理ツールとして有名で、国内の有名企業も導入している実績あるサービスとなっています。
メタバースの作り方ですが、イベント運営を効率化できる機能が充実していますので、これからの時代に合わせて作っていく事が可能となっています。
オフラインマーケティングの効果を高めたい企業におすすめなプラットフォームです。
Synamon
Synamonは、株式会社Synamonが運営しているメタバースを構築できるプラットフォームです。
XRが当たり前の世界を目指しており、メタバース領域のコンサルティングや企画提案、研究開発を行っているテックカンパニーです。
メタバースの作り方では、最新技術の独自研究で培った技術やノウハウを活かして対応してくれるため、より良い開発・運営ができるでしょう。
メタバース構築の選び方
企業にとっては、メタバースの作り方も重要になりますが、メタバースを作る上でプラットフォームを選ぶことも重要です。
企業に合わないプラットフォームを選んでしまうと、想像以上にコストがかかったり、目指していたものと違ったりする可能性があります。
そこで、ここからはメタバースを構築する上でのプラットフォームの選び方についてご説明します。
メタバース構築の実績があるか
まず、重要なのはメタバースを構築してきた実績を確認することです。
運営している会社のホームページを見れば確認が取れます。
メタバースを構築しているプラットフォームですと、実績が多いほど信頼できますし、安心して利用することが出来るでしょう。
ですが、企業によってはニーズが合わないプラットフォームの可能性もあるため、そのあたりは見極めも重要になってきます。
構築したいメタバースに近い会社が運営しているプラットフォームを選ぶと、目標に近づけると思います。
求めているジャンルのメタバースを構築できるか
企業が求めているメタバースを構築できるかは、プラットフォームを提供している会社の専門性を見ないといけません。
ある程度の専門的なメタバースを作るには、それに合ったプラットフォームを選択しないとメタバースを構築することが出来ないでしょう。
求めているメタバースを作る際に、サポートが受けられるかも含め、事前に会社情報を把握しておくといいかもしれません。
サポート体制が充実しているか
メタバースを構築するプラットフォームを選ぶには、サポート体制が充実しているかが重要になってきます。
プラットフォームを提供している会社にもよりますが、初めてメタバースを構築する場合などは作り方や運営方法などの知識が少ないため、メタバースをスムーズに構築できない可能性があります。
ですので、安心してメタバースを構築・運営するために、サポート体制が充実しているかを事前に確認しておくと良いでしょう。
メタバースがここまで注目されている理由
これまででは、メタバースの作り方や構築方法、プラットフォームについてご紹介しました。
メタバースに興味がある方も多いと思いますが、ここまで注目されている理由について考えたことはありませんか?
これから、メタバースがここまで注目されている理由についてご説明します。
NFT市場が拡大している
まず、NFT市場が拡大していることが注目をされている理由の1つです。
今までは、デジタル商品は複製が簡単で、デジタルデータは不正コピーなどが懸念されていました。
そこにブロックチェーン技術を使ったNFT(非代替トークン)が登場し、「唯一無二のデジタルデータ」を作り出すことが可能になりました。
メタバースの商品販売にNFTを活用することで、商品価値を落とすことなく、安心・安全に取引できるようになり、今後も市場が拡大する見通しです。
コロナウイルスの感染拡大の影響
非対面でコミュニケーションが取れるメタバースの普及には、コロナウイルスの感染拡大の影響が大きいでしょう。
感染拡大に伴って、大人数が集まるイベントは中止になったり、多くの企業もリモートワークを導入して、人が自宅にいる時間が増えました。
オンラインでコミュニケーションが取れるメタバースは、ビジネスシーンでも非常に使い勝手が良く、利用者も格段に増え、今後もサービスが充実していく見込みがあります。
まとめ
今回の記事では、メタバースの作り方や構築方法と、実際にメタバースを構築するのにおすすめのプラットフォームを厳選してご紹介しました。
企業として、メタバースを取り入れたい会社もあるのではないでしょうか?
メタバースは、これからさらに成長が見込めるので、メタバース構築をお考えであればこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。