最近、株式市場ではメタバースが注目されています。
日本でメタバースの投資をするならどの銘柄がいいのか、悩む方もいるのではないでしょうか。
メタバースの知名度を一気に上げたのは、旧Facebook社がメタ・プラットフォームズに社名を変更し、メタバース事業に注力すると表明したからです。
今後も事業拡大を見込めることから、参入する大手企業も増えています。
これから、日本でメタバースの投資をするならどの銘柄がいいのかをご紹介したいと思います。
日本でメタバース関連銘柄に投資するなら?
日本でメタバース関連銘柄に投資するなら、どこがいいのでしょうか?
参入する企業も増え、今後を見通すなら上がる銘柄がいいですよね。
人気の銘柄をこれから紹介していきますね。
グリー
グリーの経営の柱はスマホゲームですが、バーチャルライブ配信アプリの「リアリティ」を通じてメタバース事業に参入しています。
アバターを使い現実世界と同じようにコミュニケーションが取れる仮想空間で、希望者がいれば出店できたり、自作のデザインを売ったりと自由に営利活動ができる仮想空間を目指すとのこと。
今後2~3年で100億円規模の拡大投資をする計画も発表しています。
現在、事業で利益は伸びしろがないですが、今後の見通しは強いと思うので、投資価値ありです。
また、ほかのゲーム会社と比較しても買いやすい株価になっています。
パナソニック
パナソニックはVR機材などのメタバース機材で注目を浴びています。
パナソニックの子会社「Shiftall」が手掛けており、機材の軽量さとコンパクトさが各メディアから賞賛されているそうです。
Shiftallは約8割をメタバースに事業投資していますし、メタバース以外にもパナソニック製品は黒字化しているものも多いので、日本銘柄で投資するなら期待できるでしょう。
任天堂
ニンテンドーのゲームで、代表的なメタバースゲームが「あつまれ どうぶつのもり」です。
ゲームの世界で、インターネット上で自分のキャラクターを使い他のユーザーと繋がることができ、専用通貨があり、マイルもありゲーム内で交換できるなど、まさにメタバースゲームです。
あつ森だけが売りではありませんが、任天堂は昔からヒット商品を上げているので、今後日本のメタバース銘柄で投資するなら期待値は高いとでしょう。
ソニー
ソニーグループが出資している米エピックゲームズの大人気オンラインゲーム「フォートナイト」が有名です。
オンラインゲーム空間上で著名アーティストなどのライブパフォーマンスのサービスを提供しています。
また、メタバースを使ったライブエンターテイメントはより広がっていく見込みで今後も期待できそう。
スクエアエニックス
「ファイナルファンタジー14」「無人島開拓」などオンラインRPGのアップデートコンテンツをスタート。
まだ未定ですが、島を開拓できたり、動物を飼育できたり、ゆったりと遊べるものになっているようです。
FF14は世界中のプレーヤーに人気で、登録者数は2500万人にも上ります。
また、The Sandbox社と提携しファンタジー世界を舞台にした「ダンジョン シージ」を提供する予定で、今後も日本のメタバース投資を拡大していくでしょう。
メタバースはなぜここまで注目されているのか
では、なぜメタバースはここまで注目されているのでしょうか。
いつから、なにをきっかけにメタバースの投資が話題となったのかを調べてみました。
Facebookが「Meta」に社名を変更した
2021年10月にアメリカのFacebook社が「メタ」に社名を変更したことで一気に話題になりました。
メタバースとは「メタ(超越)」と「ユニバース(宇宙)」を合わせた造語です。
Facebookはこの仮想空間の中で、アバターを使い現実の世界と同様に生活できる社会を目指すと表明しています。
また、2025年までにSNSの時代からメタバースの時代に変わると宣言しており、大手企業もメタバースに事業投資するなど、今後も目を離せません。
コロナウイルスの感染拡大
新型コロナウイルスの感染拡大で自宅にいる時間が増え、多くの企業でテレワークを導入せざるを得なくなりました。
このテレワーク拡大により、自宅にいてもオンラインでコミュニケーションをとることが容易になったのです。
コロナ禍で外出自粛中、仮想空間で活動できるメタバースは注目をあび、代表としてニンテンドーのゲーム「あつまれ どうぶつのもり」がヒットしています。
新型コロナウイルスが流行し外出できないこともあり、メタバースの需要が増えたようです。
仮想現実関連の技術進歩
メタバースは非現実な世界が現実の世界のように体験でき、現在普及しているものとして頭に装着するヘッドセットがあります。
これを装着することによって、デバイス上に映し出された仮想空間の中に自分が存在しているかのように体験できます。
最近よく耳にするVRとはこのことで、仮想現実(Virtual Reality)の略です。
VRの技術は、3D画像技術や機器のスペックの向上もあり目覚ましい進歩を遂げています。
これから来る!投資すべきメタバース関連銘柄は?
ますます大注目されているメタバース。
今後、大手企業も参入する意向もあるとのことで、これから投資すべきメタバース関連銘柄をまとめました。
メタ・プラットフォームズ
アメリカのFacebookが社名をメタ・プラットフォームズに変更しました。
これから10年かけて年間100億ドル(日本円で1兆1000億円)のメタバースに巨額投資をすると発表し話題に。
また、FacebookはSNSの時代からメタバースの時代に変わると宣言しており、VR機器の開発に力を入れていますので、さらなる成長を期待できそうです。
マイクロソフト
マイクロソフトは、約8億円で大手ゲーム会社の「アクティビジョン・ブリザード」を巨額買収しまし、世間に衝撃を与えました。
ポケモンGOのナイアンティックとの協業もあるそうで、今後はMR(複合現実)やAR(拡張現実)技術の進歩も期待できるでしょう。
なにより、莫大な資産力と高い技術を持っていますから、間違いないと言われています。
エヌビディア
半導体銘柄としておすすめはアメリカの半導体メーカー「エヌビディア」です。
半導体メーカーとしての実績もありますし、メタバースに向けては同社のソフトウェアを無償提供すると発表しました。
また、さまざまな3D空間を共有仮想世界につなげるプラットフォーム「オムニバース」を提供しています。
このオムニバースをサブスクリプションとして提供することにより収益機会が上がるだろうと言われています。
今後、メタバース関連銘柄として抑えていきたい銘柄です。
まとめ
日本でメタバースの投資をするならどの銘柄がいいのか見つかりましたか?
メタバースで話題となった会社や、なぜメタバースがこんなにも注目されているかをまとめてみました。
日本でメタバースの投資をするなら、よく知られている会社もあるかもしれませんね。
また、日本でなくてもメタバースの投資をするなら、上記のまとめた会社以外にも、今後成長が見込める会社がたくさん出てくるでしょう。
こちらの記事を参考に、気になったメタバース銘柄に投資を検討してはいかかでしょうか。